占いジプシーとは?やめたい時はどうすればいいの?

cb7acb6a2ee846c2f21d349b751032e7_s

電話占いやメール占い、チャット占いなどスタイルを問わず、女性は占いが好きな方が多いのではないでしょうか。

また、男性の中にも占いを定期的に利用する方がいらっしゃいます。


インターネット検索や雑誌の広告、また街で噂の占い師さんなど、よく当たると評判の先生に観てもらいたい、という気持ちは多くの方が持つもの。

占いが好きで時々楽しみたい、というのは健全な興味といえますね。

自分のことを当ててもらったり、恋愛や仕事などの行方を占ってもらうと、新たな発見があったり、背中を押してもらえることもあるでしょう。


一方で、占いジプシーという呼び方があります。

これは、一度占い師さんに観てもらっても、またすぐに答えを聴きたくなり、別の占い師さんへ・・・、と次々と占い師さんの元を渡り歩くことです。

特に、難しい恋愛問題や不倫などの悩みを抱えている方に多いように思います。

また、相談者本人の性格的な傾向も影響しています。

私自身の占い師経験から言いますと、感情的、衝動的な要素を多く持つ方に、こうした傾向が出やすいように見受けられます。


● 占いジプシーは脳内ホルモンの影響?

これを脳のはたらきから考えてみますと、占いに相談をする前は、一人で大きな悩みや不安を抱え、脳内では不安や緊張を引き起こすノルアドレナリンが優位になっている状態といえます。

このような時、占い師さんに悩みを打ち明け、話を受け入れて聴いてもらい、また希望の持てる未来を示してもらうと、不安が一気に安心に、そして興奮に変わります。

この時、快楽物質であるエンドルフィンドーパミンが脳内に放出されます。


エンドルフィンは、お風呂に入ったり自然の中で心地よさを味わった時などに現れるホルモンです。

長時間過酷なマラソンを走る選手が経験するランナーズハイにも通じるものがあり、痛みや苦しみを和らげるための脳内麻薬のような作用ももたらします。

また、ドーパミンは動機づけに関係するホルモンで、ゲームに勝った時や試験に合格した時、プロポーズにOKしてもらえた時などに大きな興奮をもらすはたらきがあります。


ただ、どちらの脳内ホルモンも一時的な作用のため、時間と共に快感やワクワクとした気持ちが薄れていきます。

しかし、脳はその状態を記憶しているため、また同じ快感を求めるようになります。

そして、また占い師さんに相談したくなり、電話をしてしまうのです。

その時は話を聴いてもらったりアドバイスを受け取り、また脳内ホルモンが活発になっても、電話を切ってからしばらくすると、平坦な日常が続き、またすぐに電話占いに頼りたくなる・・・というスパイラルに陥ってしまいます。

占いジプシーを続けた結果、大きな金額をつぎ込んでしまった・・・、という話も珍しいことではありません。


f183475daa78a660b8087050bb8aecc4_s

● 占いジプシーをやめたい時は

このスパイラルを断ち切るには、意志の力と勇気、決断力が要ります。

先にも述べたように、占いジプシーになりやすい方は、感情や衝動に引かれやすく、意志や決断力が低下しやすいという特徴があります。

その時その場の感情や抑えきれない衝動に身を任せてしまいやすいため、なかなか客観的に自分を見たり、一度決めたことを最後まで守るということができにくい性質があるようです。

また、悩みを誰にも話せず孤独を抱えていたり、子どもの頃から自分を抑え、寂しい思いをしてきたという方も、占いに依存しやすくなる傾向があります。


このような時は、不安定な脳内バランスを整えることが必要です。

占い以外の世界をいくつか持つようにし、エネルギーを分散するように努めましょう。


朝は早起きしてウォーキングをする、食事を整える、仕事や趣味に没頭するなど、健康的な生活習慣を持つこともひとつです。

こうした習慣は、脳内のバランスを司るセロトニンを増やしてくれますので、不安や焦り、衝動を抑える手助けになるでしょう。


また、広い景色を見たり、高い所から街を見下ろすなど、視点を変えることで悩みがちっぽけに思える、そんな時間を作ることも有効です。

そして、自己啓発やコーチングのような本を読んだり、実際にレッスンを受けてみるなど、自分で感情を解放し、問題を解決するためのメソッドを身につけることも良いでしょう。

さらに、周りに悩んでいる人がいたら相談に乗ってあげるなど、一度自分の悩みから離れることで、人の役に立ちながら発想の転換や気づきが得られることもあります。


占いジプシーのいちばんの難点は、お金がかかることです。

占い師の側から見ても、「同じ悩みで何度も相談に来られてもったいないな」と思うことがよくありました。

また、「別の占い師さんに不安なことを言われたので、大丈夫ですよね!?」と、切羽詰まって確認しに来られ、気持ちを落ち着けるために長時間を費やす方もいらっしゃいました。


できれば、占いはあくまでも趣味の1つとして、月に1~2度までにする、出費は○円までに抑えるなど、ルールを決めておくのもひとつです。

それでも占いを受けたくなったら、お金を定期預金に預ける、家族に預けて管理してもらうなど、安易に電話占いができない環境を作るなどの対策も必要になるでしょう。


占いは、悩んだ時や迷った時に、ひとつの道しるべを示してくれるもの。

時々自分へのご褒美に、心のエステを受けに行くような感覚がふさわしいでしょう。

日々、自分自身でセルフケアをしながら、程よいスタンスで利用するようにしたいものですね。


また、こちらの記事も併せてご参考になさってください。

→ 占い依存症になりやすい7つのタイプと、相談頻度について

→ 電話占いの相談の仕方と準備/5つのポイントまとめ


4